本格的CMSを構築する際に入れておきたい WordPress プラグイン

最近では、WordPressもかなり進化しており、プラグインを利用する事で本格的な CMS ウェブサイト構築が構築も可能になってきています。例えば、ショッピングカート、車両管理システム、旅行会社のツアー内容、レストランメニュー、会社製品登録等、の各種カスタム CMS がプラグインを使う事により可能になってきます。クライアントにはアップデートを自分自身で行う事が可能になるため、メンテナンス費用が抑えられ非常に喜ばれます。今回は、そんな本格的な CMS ウェブサイト構築に適したプラグインを紹介します。

Custom Post Type UI

Custom Post Type UI

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WordPress で、非常に有名なプラグイン、デフォルトだと、投稿は一つしかありませんが、このプラグインを利用する事により無限に投稿を増やす事が可能です。例えば、デフォルトの投稿は、ニュースやブログ等に使用した際、その他にも投稿機能を使って様々な使い方が可能です。今まで弊社が構築してきた例ですと、車両管理システム、旅行会社のツアー内容、レストランメニュー等、の投稿を増設可能です。URLもそれぞれの投稿に適した物を指定できます。(/car-list/, /tour-list) 等。また、タクソノミー (タグ、カテゴリ等) も自由に追加が可能になっています。使用する際は、カスタムテンプレートを作成する必要があるので慣れが必要ですが使いこなせる様になれば、多様なカスタムが可能です。

Advanced Custom Fields

Advanced Custom Fields

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こちらも、非常に有名なプラグインです。各投稿画面、ページにお好みのカスタムフィールが追加できます。構成が複雑なページ等になってくると、クライアントさんにページを渡した時、アップデートが困難になって来ると思います。その場合はあらかじめテンプレートで編集可能な部分を、カスタムフィールド化しておいてその部分のみを入力し、更新してもらう事が可能になり簡易的な WordPress のページ作成や管理が可能になります。特に上記で紹介した、Custom Post UI 内で自分で作った投稿にも対応している為、この2つを使えばほぼ無限なカスタムが可能です。また、有料版になってしまいますが Repeater Field、という機能があり、これは、特定のフィールドのリピートが可能です。リストや、テーブル等にも利用できる為非常にオススメです。

WooCommerce

WooCommerce

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WordPress でショッピングカート構築する際には欠かせないプラグイン、最近では日本語化も進んでいます。ショッピングカートのみでなく、カタログの様な使い方も可能です。デフォルトで ECommerce に必要な機能はついているので、必要あれば、上記の Advanced Custom Fields を利用する事によりフィールドの追加が可能です。テーマのカスタムは慣れるまで少々複雑ですが、ショッピングカート以外の使い方で、最初から CMS の構築をするのが大変な場合は、WooCommerce を使っての CMS の構築も可能になっています。用途に応じて Custome Post Type UI と、WooCommerceを使い分けて行きたいですね。もちろん両方を一度に使う事も可能です。

Admin Menu Editor

Admin Menu Editor

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CMS 構築の際は、WordPress で管理画面をクライアントに渡す必要があります。その際に、管理画面の各項目 (投稿等) の並び替え、また名前を変更できるプラグインです。例えば、WordPress のデフォルトだと “投稿” になっていると思いますが、これを、ブログ、等に変更する事も可能です。また、Custome Post Type UI 等で追加した投稿は、デフォルトだと下の方に来るため、これを投稿の次等に設置する事で、よりクライアントが使いやすい管理画面の作成が可能になってきます。後は、必要に応じ、クライアントに発行するアカウントの権限の設定が必要になってくるかと思います。

WPS Hide Login

WPS Hide Login

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こちらは直接 CMS 構築と関係は無いですが、WordPress デフォルトの /wp-admin/ を独自のURLへ変更できるプラグインです。特に複数人にアカウントを発行した際、短いパスワードを設定してする方の少なからず出てくると思うので、デフォルトのログインを隠す事により、よりセキュリティを向上し不正ログインを防ぐ事が可能です。

以上、本格的な CMS を構築する際に必須になってくるプラグインです。プラグインを駆使する事で、本格的な CMS の構築が可能なのは嬉しいですね。詳しい使い方に関してもそのうち紹介して行こうと思います。

本当に効果がある WordPress の SEO プラグイン 2018年度

WordPress の SEO プラグインは、様々なタイプの物が存在しており、良質なプラグインは、Google 検索のアルゴリズムに合わせ常に進化を遂げています。通常のウェブサイト制作だと非常に大変な設定が必要であるSEO の内部対策ですが、WordPress のプラグインを使う事により作業効率化の効果があるだけでは無く、最新のアルゴリズムに合わせアップデートされて行きます。今回は、様々なプラグインを試した中でも効果のあるプラグインを紹介していきます。

Yoast SEO

Yoast SEO

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現在 WordPress 内で、一番メジャーな SEO 対策プラグイン。ターゲットキーワードの解析機能、Schema タグを用いたパンくず機能、Facebook, Twitter 等の Social Media の投稿、またはシェアに関する非常に多彩な設定があり、これ一つでほとんどの対策ができてしまうといっても過言ではありません。現時点では完全では無いものの日本語にも対応しており、また XML Sitemap 機能もあり、吐き出されるコードも非常にきれいな物で、Google でのエラー回避の対策にもなります。管理人も、最近まで使用していた SEO、XML プラグインからこちらに完全に乗り換えました。また、他の SEO プラグインからのインポート機能もあるのも魅力で乗り換えが簡単にできます。

Schema

Schema

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Schema は、schema タグ (Google 等の検索エンジンに、 マークアップしたコードや、ページの情報をより明確に伝える機能 。例: Article, Blog, Video, Audio, About Page, Contact Page 等) を簡単な設定で取り込む事ができます。Yoast SEO のみでは、schema タグを各要素等に詳細に取り入れる機能は無いので、このプラグインを用いる事でより詳細なページ内容を検索エンジンに伝える事ができます。わざわざソースコードに各タグをいれる手間を省く事ができます。

All In One Schema Rich Snippets

All In One Schema Rich Snippets

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All In One Schema Rich Snippets は、Google Search Console で設定が可能な Rich Snippets を簡易的に実装が可能なプラグインです。Rich Snippets は Google が推奨している機能で、イベント情報、レシピ、商品等を特定のタグや情報を入れる事により、検索エンジンを調べた際にサイトの検索結果とは別に出す機能です。代表的な物は、イベントやレシピなのですが、以下の様な検索結果は一度は見た事があるのではないでしょうか?

これらの情報は、設定する事により確実に検索結果に表示される訳ではありませんが、表示される確立は上がります。All In One Schema Rich Snippets は、その手助けをしてくれる非常に有能はプラグインです。

以上、最近は小手先の SEO 対策は通用しなくなってきており、コンテンツのクオリティの高さや、サイトを訪れるユーザーにとって有能な情報をウェブサイトに入れる事がより必要になってきています。上記紹介したプラグインは、そんばクオリティの高いコンテンツを制作する手助けをしてくれるプラグインです。是非一度お試しになって下さい。

WordPress 内で直接コードを編集できるプラグイン WP Editor

WordPress 使っていると、テーマファイルの編集、PHP や CSS を触る機会があると思います。小さな変更がある際、わざわざ FTP 接続してからファイルをダウンロードするしなければならない事もあると思います。しかし、このプラグイン WP Editor を使う事により、WordPress 管理画面内から、コーディングのソフト (Dreamweaver, Brackets 等) で編集するのと近い感じでコーディングが可能です。ここまでは従来のプラグインでも出来た内容ですが、このプラグインのすぐい所は、投稿やページ内でのテキスト編集でも同じ様な機能で使える事、要は、WordPress のページ編集がそのまま行えてしまう点だと思います。もちろん、プラグインの編集も同じ様に行えます。

導入方法

まずはプラグインをダウンロード、有効化した後、ダッシュボードの左下の方に WP Editor のタブが出来ているのが確認できます。そちらをクリック後、以下の画面が表示されるのでプラグインの設定が可能です。
基本インストール後、テーマファイル、プラグイン、投稿でが有効になるはずです。ここで細かい設定ですが、以下のオプション (Post Editor) で Editor Theme があると思いますが、こちらは好みに応じて変更してみて下さい。筆者は、背景が暗めのEditorが好きなので、”Ruby Blue” を選択してみました。その他は Editor Height (この Editor の高さの設定です。) デフォルトだと 450px でこれだと少し高さが足りない印象があります。600px 位に設定するのがベストです。

その後は、Theme Editor, Plugin Editor も同じ様に設定すれば、結構だと思います。Editor Theme は豊富な種類があるので、好みに応じて変更してみて下さい。

プラグイン導入後

上記の様に、投稿のコードビューが、コーディングソフトの様な画面になりましたね。デザイナーや開発者でコードビューを使っておられる方は大分作業もはかどると思います。
*サーバーの環境によっては、このプラグインが上手く作動しない事もありますので、ご注意下さい。

プラグイン配布元

WordCamp LA 2017 へ行ってきました

2017年9月29日から10月1日に、ロサンゼルスで WordCamp LAX 2017 が開催されました。WordCamp は世界中で開催されている、WordPressに関するセミナーです。もちろん日本でも開催されており、東京や京都などでは大々的に開催されている様ですね。しかし、単に WordPress のセミナーだけでは無く、CSS, WordPress Rest API, SEO, ブランディング, ソーシャルメディアマーケティング等、非常に幅広いジャンルのセミナーが行われ、WordPressにあまり馴染みの無い方でも楽しめる内容になっています。筆者は30日と1日のセッションに参加しました。
内容的には非常に為になる充実したセミナーです。しかも $40 USD、両日昼食、ドリンク付き、Tシャツ付き、更にはアフターパーティーも自由参加(筆者は参加しませんでしたが。)という、非常にリーゾナブルな価格設定も魅力です。

会場 Cal State LA

会場は、Cal State LA という、ロサンゼルスの東に位置する大学の会場、1フロアを貸し切っての開催、合計3室のセミナールームがありました。1室は、実践的なプログラミングのセッション、他2室はスピーチ型なセッションです。同時間帯で行われる為、どちらかのセッションを選らんで参加すると言った方式です。

TECHNICAL SEO BEST PRACTICES FOR PUBLISHERS

こちらは1日目に行われたテクニカルSEOのセッション、Arsen Rabinovich 氏、SEO とソーシャルメディアのの会社を経営されている方です。SEOの基本から、Yoast SEO プラグインを使った(但しあくまで作業効率化、プラグインに頼り切らない)SEO手法の紹介、no-index, no-follow の正しい使い方。Scheme Tag のマークアップによる Google の検索結果の表示の違い。かなり最新のテクニカルSEO、特に内部対策の説明を聞く事ができました。WordPress はもちろん、その他のプラットフォームにも幅広く使えるSEOの知識です。個人的にはこのセッション、と以下に紹介する、Slow sites suck! How to speed up WordPress without touching a line of code. がベストのセッションでした。

SLOW SITES SUCK! HOW TO SPEED UP WORDPRESS WITHOUT TOUCHING A LINE OF CODE.

様々な手法で、WordPressサイトの表示の高速化の手法を説明するセッション。Andrew Wilder 氏、WordPress サイト全般のメンテ、SEO等のビジネスをされている方です。サイトの表示速度は非常に重要です。遅ければ遅くなる程、サイト訪問の離脱率を高めるだけでは無く、Google のSEOの評価にも影響します。内容は、プラグインを用いたサイト高速化の設定、キャッシュ化、画像の圧縮、CDNを用いたサイトのキャッシュ化、Google Speed Insight を用いたウェブサイトの速度測定等、非常に幅広い角度からウェブサイトの表示の高速化の手法を説明するセッションでした。

DISCOVERING THE WORDPRESS REST API

こちらは、WordPress REST API とは?というセッション、全く馴染みの無い方にも WordPress REST API を用いた入門的なカスタム方法の説明をされていました。

WORDPRESS AND FLEXBOX CSS

こちらは、Flexbox CSSの紹介、CSS3から実装された display:flex; の内容を詳しい説明をされていました。Flexbox は、CSS 要素の上下中央揃えに主に使われます。

BRANDING FOR EVERYONE

こちらはブランディングに関するセッション、クライアントとのコミュニケーションを取りつつ、どの様にブランディングを進めるか、またプロモーションの仕方なども紹介されていました。ロゴやデザインのコンセプト等も説明されていて、デザイナー出身の筆者も改めて気づく事がたくさんあったセッションでした。

全ては紹介できませんが、他にも、コマンドラインを使った WordPress のカスタム手法、ソーシャルメディアマーケティングの手法に特化したセッション、プロジェクトマネージメントの手法、予算の立て方からスコープ範囲の設定。などなど、どのセッションも全く外れのない内容でした。

おまけ

こちらが2日間提供される昼食の一つ、数種類からのメニューがあり好きな物を選べるといったシステムです。ホテルの食事に近い感じで、非常においしい。
また企業ブースも充実しており、アメリカの主なホスティング各社、WooCommerce等が参加しており、Tシャツや様々なノベルティがもらえます。もしよければ、ロサンゼルスの WordCamp に参加してみてはいかがですか?筆者も次は日本で開催される WordCamp にも参加してみたいです。

本当に効果があるWordPress高速化の設定・高速化プラグイン 2017・2018年度

ウェブ制作の際、ウェブサイトの表示スピードが非常に重要になってきます。表示スピードが遅いウェブサイトは、サイトの訪れた訪問者にも悪影響なだけで無く、SEO的にも悪影響と言われています。Googleもサイトの表示スピードを計測しており、今後はサイトの表示スピードの高速化が重要になってきます。以下、2017・2018年度で実際使用して効果のあった、最新の高速化プラグインを掲載します。

画像サイズ圧縮プラグイン・EWWW Image Optimizer

EWWW Image Optimizer

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サイトの高速化では、画像のサイズを圧縮する事が重要になってきます。ブログ等ではデジカメやブログで撮影した写真をそのままでアップロードしているサイトもたまに見かけます。この EWWW Image Optimizer は既に WordPress のメディアにアップロード済の写真を一括で圧縮する事が可能な非常に便利なプラグインです。インストール後、メディアタブに一括最適化という項目ができるので、そこで画像の最適化ができます。

キャッシュプラグイン・WP Fastest Cache

WP Fastest Cache

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このプラグインは、画像、CSS、Javascript等のキャッシュを設定してウェブサイトを高速化できるプラグインです。キャッシュするだけで無く、html, CSS, Javascriptを圧縮する機能もあります。インストール後、設定より必要な項目にチェックを付けるのみです。基本全部にチェックを付けても問題ないと思いますが、サイトによりきり不具合を起こす場合もあります。その際は該当項目のチェックを外せば問題ありません。

画像を後から読み込む・BJ Lazy Load

BJ Lazy Load

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Lazy Load という最初に画像を全部読み込まず、スクロールした際に画像を徐々に読み込む機能を実装するプラグインです。一番最初に画像を全部読み込まないため、画像の多いウェブサイトには非常に公開があります。

モバイル表示スピードアップ・AMP for WP – Accelerated Mobile Pages

Accelerated Mobile Pages

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AMPは、モバイル環境でウェブコンテンツの表示を高速化します。Google のモバイルで検索をした際、AMP対応しているサイトは、AMP という表示がされています。また AMP 導入のウェブサイトは表示速度が非常に速いのがお分かり頂けると思います。このプラグインは、自分の WordPress のテーマに AMP 機能を導入する物です。ただし、AMPに関しては、あくまで現在の WordPress テーマやデザインをそのまま使うという訳ではなく、AMP用のデザインは別に設定する必要があります。このプラグインは、AMP 用の細かいデザインも可能ですので、モバイルのサイトの高速化をしたい方には最適です。

以下 Wikipedia より AMP のより詳しい説明: Accelerated Mobile Pages (AMP) は、Googleが中心となって立ち上げた、モバイルでのウェブサイト閲覧を高速化することを目的とするオープンソースプロジェクトである[1]。また、AMPの成果物である一連の仕様やライブラリなどについてもAMPと呼ぶ。AMPは、従来より用いられているHTMLなどのウェブ技術を改良したもので、中核となるのはAMP HTMLと呼ばれるHTMLの一種である。

その他プラグイン以外での高速化対応

  • サーバーはなるべく信用のおけるホスティングを利用する(できれば SSD 対応、メモリの容量がある程度高い物が好ましいです。)
  • ある程度カスタムが完了したら、必要のない Javascript や CSS は消去。
  • できる限り使用していないプラグインは、無効化しておく。

もちろんこのブログでも上記の設定 (AMPは除く) を設定しており、そのお陰でウェブサイトの表示も速くなっています。是非一度お試しになってみて下さい。

WordPress 管理画面でファイルを直接編集できるプラグイン?Advanced Code Editor

Advanced Code Editor

今回は WordPress 管理画面内で各 PHP, CSS ファイル等が直接できる?そんな超便利なプラグイン Advanced Code Editor を紹介したいと思います。かくいう管理人も今まで各ファイルをサーバーからダウンロード、もしくはコピペして Dreamweaver で編集という作業を繰り返していましたが、このプラグインのお陰でウェブ制作の作業が非常にはかどるようになりました。 続きを読む WordPress 管理画面でファイルを直接編集できるプラグイン?Advanced Code Editor

本当に効果があるWordPress高速化の設定・高速化プラグイン

Head Cleaner

WordPressは非常に便利にブログやウェブサイトを表示する事ができ、HTMLの知識が無くてもプロ級のウェブサイトも制作できるテーマも存在します。ただその半面、Wordpressをサーバーにインストールをすると表示が非常に遅くなる事が多々あります。筆者もこの現象に多々悩まされてきました。Wordpressが重くなる要因としては。

  • WordPressをインストールしているサーバーの環境。レンタルサーバー選びは実は非常に重要です。
  • テーマの種類。筆者も経験がありますが、無駄に他種類のスライダーや機能がついているもののは特に重いです。

ただし上記の問題は設定・プラグイン導入である程度改善が可能になります。ただ、上記に書いてある様にレンタルサーバー選びは非常に重要ですので、Wordpressを使用する際はある程度評判のよいレンタルサーバーを選ぶ事がベストです。ただし改善はできますので、以下改善策とプラグインを掲載しておきます。

DB Cache Reloaded Fix

DB Cache Reloaded Fix

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こちらはデータベースとのやりとりをキャッシュしてくれるプラグイン。導入も非常に簡単でインストールした後チェックボックスをオンにするだけです。これだけでも結構効果があります。

Cloud Flare

Cloud Flare

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実はこれを導入すると劇的に速度が上がります。CDNサーバーといい、Cloud Flareのサーバーで画像や動画をキャッシュさせ、速度を早くするみたいです。ただ、導入は少しした設定が必要。まず Cloud Flare ウェブサイトへ行き、無料登録をした後ドメインのネームサーバーを変更する必要があります。詳しい説明はまた次の機会に掲載しようと思います。登録後、こちらのプラグインをWordpressへインストールし、設定すると速度が劇的に速くなります。

Head Cleaner

Head Cleaner

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こちらはhead内のCSS, Javascriptを整理してくれます。整理する=速度も速くなります。特に高機能のテーマはとんでもない数のCSS, Javascriptが存在する事があります。導入はインストールした後チェックボックスで設定する必要がありますが、上手くいけば非常にレスポンスが速くなります。※ただ設定やテーマによっては背景画像が消えたり、不具合が起きる可能性もあるので注意が必要です。個人的な経験ではテーマに依存されます。

H001 Prime Strategy Translate Accelerator

001 Prime Strategy Translate Accelerator

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日本語Wordpressを使用している人にはこちらの導入をお勧めします。どうやらWordpressは一回一回翻訳ファイルを読み込んでいるみたいなので、その読み込みをキャッシュ化し速度が上がります。インストール後、設定する必要がありますが基本的には有効化にチェックすれば大丈夫です。

WP Hyper Response

WP Hyper Response

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こちらは導入するだけで高速化するプラグインです。表だけでなく、更に管理画面も高速になります。

以上が筆者が導入しているプラグインです。尚、入れすぎもよくないらしく、同じような機能を持ったプラグインを導入すると逆に重くなります。上記の組み合わせでしたら問題はないと思います。

プラグイン以外での高速化対応

  • WordPressのテーマはなるべくシンプルな機能のものを選び、自分でカスタマイズする。高機能な物は便利な反面レスポンスが遅くなる物が多々あります。
  • 画像は以前の記事にも紹介した JPEGmini 等で圧縮する。
  • ある程度カスタムが完了したら、必要のないJavascriptは消去。これ実は結構効果があります。
Page Speed

上記の設定した結果このブログもロード時間が3秒まで短縮(時間帯にもよりますが)、またページスピードグレードもBまで上昇。これ以上はサーバーを変えるしかないと思います。。(Wordpressにあまり強くないサーバーを選んでしまっていましたが。。)以上Wordpressの高速化設定の記事です。今後も色々な情報を配信していきますのでよろしくお願いします。

追記・結局最終的に思い切ってレンタルサーバーを変えてみたところ、アクセスの速度が急激に上がりました。どんなにまずい食材をうまく料理しようとしてもうまくはならないように、やはり。。サーバー選びが非常に重要みたいです。レンタルサーバーの速度は個人的にFTPクライアントのレスポンス速度で分かると思います。筆者は多数のクライアントを抱えているので、幸い様々なサーバーを目にする事ができ、その中で速いサーバーを選びました。

WordPress で最初に入れておきたい必須プラグイン 基本編

Wordpress Logo

最近はWordpressが非常にポピュラーな物になってきましたね、他のCMS(コンテンツマネージメントシステム)を差し置き、使い勝手の良さからNo.1のシェア率になっています。ウェブ制作時でもコストを抑えたテーマをカスタマイズしたウェブサイトの制作、またはオリジナルでもクライアント側が自身で更新が可能なように自作テーマ作成、なんていうウェブサイトの構築もかなり一般的に行われていると思います。またアフェリエイトの場においても自分のドメインを取得して自分のブログをWordpressで制作している人も多くなってきましたね。

WordPressにはプラグインという機能があり、自分の好みの機能を無料または有料でダウンロードし、付け加える事が簡単にできます。かくいう私も本当に様々なプラグインを試してきました。プラグインには本当に色々なジャンルがありますが、今回は基本編という事でこれだけは最低限いれておきたいという物を自己判断で紹介したいと思います。

Contact Form 7

Contact Form7

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超といっていいほど有名なプラグイン、わずらわしいPHPを書く必要もなく、メールアドレスを指定し、後は自分の入れたい項目を指定するだけでコンタクトフォームを短時間で構築できます。制作者は日本人の Takayuki Miyoshi さんという方で、世界的にも有名なプラグインとなっています。

StatPress Reloaded

StatPress Reloaded

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高機能のアクセス解析プラグイン。大変使い勝手がよく、グラフ形式でサイトに訪れた人数を見る事ができます。更に何を検索して自分のサイトに訪れたか、またどのリンクから自分のサイトにやってきたかも見る事ができます。Google Analystic ももちろん素晴らしいですが、こちらは登録する必要もなくただ、プラグインをインストールして有効化するだけで設置できるので、お勧めです。

Antivirus

Antivirus

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WordPressは非常に便利なのですが、多人数が使うという事はおぞずと悪意を持った人間も出てきます。テーマファイルにウイルスが仕組まれている可能性もあり、自分のWordpress、また閲覧者に知らず知らずのうちに被害を与えてしまうことがあります。このプラグインはスキャンをし、テンプレートファイルにウイルスが仕組まれていないかチェックする事が可能です。

Acunetix WP Security

Acunetix WP Security

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上記にも書いたようにこちらもセキュリティ系のプラグイン。パスワード制でダッシュボードの中に入れるWordpressはどうしてもセキュリティに問題がある場合があります。そんな時このプラグインを使いスキャンをするとセキュリティの脆弱性を判断してくれ、セキュリティ対策に取り組む事が可能になります。

All in One SEO Pack

All in One SEO Pack

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SEO対策に欠かせないタイトル・キーワードの設定を投稿ページ毎に簡単に行う事が可能なプラグイン。大体Wordpressに慣れている人なら入れているではあろうと思います。キーワード選定などは自分で行う必要があるにしろ、このプラグインの使い勝手は非常にいいです。

とりあえず今回は5つを紹介しましたが、まだまだお勧めのプラグインはたくさんありますのでまた次の機会に紹介します。ただ、入れれば入れるほどWordpressが重くなるのも事実。自分の用途に応じて本当に必要なプラグインを使い分けるのがいいのかもしれません。